リブライズと図書館総合展

今年の図書館総合展はリブライズ２年目でした。

去年は訳も分からずテキトーにリブライズの説明をしていました。

本を探して街をぶらつく楽しみができます、だの

花屋で花の本を借りて、そこに集まる人達とのコミュニティーができます、だの

リブライズは世の中のカフェを全てリブライズ化することだ、だの

目的は世界征服だ、だの

去年はブッくんの誕生の場でもあったので、まだブッくんのブの字もなくただブッくんの誕生の儀式だけがありました。

 

今年の去年との違いはなんといってもその知名度でした。

去年はまず、リブライズとは？から話が始まりました。

本棚が図書館になるんですよ。

はぁ？（胡散臭さぷんぷん）

カフェとかに本棚がありますけど、それを貸し借りできるんですよ。

ん？それが何か？

近くのリブライズのあるカフェを探してお茶がてらに本を読みに行ってそのまま借りて帰れたりするんですよ。

ほぉ？

 

それが今年は「あぁ、リブライズは知ってますよ。名前だけね」って人が多かったですね。

リブライズ知ってます？

いや、噂だけは。で、何ができるの？

本棚が図書館になるんですよ。

ほぉ（いきなり食いつく）

カフェとかに本棚がありますけど、それを貸し借りできるんですよ。

素敵（簡単に同意してもらえる）

例えば、アイドル好きのオーナーがやっている喫茶店があって、オーナーの趣味で80年代アイドルの写真集だけ集めたリブライズとかあって、中森明菜とか松田聖子の写真集とかが借りれたりするんですよ。かなりエッジの利いた図書館ができそうでしょ？

おぉー（完全にあまちゃんネタ）

 

今年は何かリブライズを知らないと非国民的な空気がありましたね。

あ、リブライズ？あぁ、あれね。あれはいいね。これからはリブライズだよね！的な。

 

あと今年はあの事件です。

事件は図書館展二日目に起きました。

その日はリブライズの黒幕様から「リブライズがグッドデザイン賞取っちゃったじゃん。で、どうしても来てくれって言われてさぁ、困っちゃってんだよね。まぁ、顔だけ出さないといけなからさ。そんなことだからあとよろしく」と言われました。で、河村さんは別ブースでゲストスピーカーとしてプレゼンの予定。みんな出払って一人でブース番することになりました。まぁ、終了時間間際だし、誰も来ないだろうと気軽に店番をしていました。

ところがです。河村さんのプレゼンが相当素晴らしかったらしく、プレゼン終了直後にブースに人の波が押し寄せてきました。まさに人の波でした。多分、一気に３０人くらいの人に囲まれたと思います。

ちょっと、リブライズのパンフレット頂戴！

あんた、リブライズの説明してよ！

あらやだ、このパンダのタペストリーかわいい！

あなた、リブライズのパンフレットはこれよ。お持ちになって。

これからはリブライズよねー。あらやだ、あなたリブライズしらないの？

 と客が客にリブライズを説明する状況にまでなっていました。

 

最後はリブライズ商品のワゴンによる移動販売

なんと他社のブースの前に乗り込んでリブライズ商品を売るわけですから。

これは下手をすると血を見るんじゃないかと思いました。

こそこそと売るのかと思いきや河村さんが

「さぁーリブライズの移動販売ですよー！なんと今だけ３０％オフ、いつ買うの？今でしょ！！」

と大声で宣伝するじゃないですか！私はワゴンを押しながらも他人のふりをしていました。

しかし、意外にもこれが好評で飛ぶように売れました。

本人曰く、「今年は完全ホームな感じなのでなんでもやれる気がした」とのこと。

 

さすが１年でアウェーをホームにする勢いのリブライズ

果たして来年の図書館総合展、どうなるのか？